初期研修医 研修プログラム・研修体制
1.研修プログラムの概要
研修プログラムの名称
飯田市立病院臨床研修プログラム
飯田市立病院の研修理念
地域のみなさんの健康を支え信頼される医療を実践するために、全人的に人を診る能力およびプライマリケアの基本的な診療能力(知識・技能・態度)を身につける
飯田市立病院の研修基本方針
- 安全・安心で良質な医療を提供するように心がける
- 全人的に患者さんを診て、患者さん中心の医療を提供する
- プライマリケアを実践できる医師を目指す
- メディカルスタッフと連携し、チーム医療を実践する
- 生涯にわたって自己研鑽をし、プロフェッショナリズムを涵養する姿勢をもつ
診療における病院の特色
- 飯田下伊那診療圏の中核病院として二次医療と第三次医療を提供するため、医師約100人とメディカルスタッフでチーム医療を行なっています。
- 地域医療支援病院、地域がん診療連携拠点病院、災害拠点病院などの指定を受けています。
- また、救命救急センター、地域周産期母子医療センター、心臓血管センター、内視鏡センターを設置しています。
- 医局はワンフロアで、各科の専門医に気軽に相談できる環境です。
- 信州大学の専門研修連携施設として、様々な科の専攻医が多数派遣されていて、活気があります。
- 活動的で優秀な医師が各科に多く在籍し、活発な医療活動を行っています。学会報告も盛んに行なっています。
- メディカルスタッフとの多職種連携も大切にしています。
- 信州大学の教育関連病院として、医学部4・5・6年が来て実習を行っており、医学教育にも力をいれています。学生と研修医の合同研修会も定期的に行っています。
- 日本病院機能評価機構における病院機能一般病院2の認定を受けています。
研修プログラムの特色
- 研修医の多様性を尊重しながら研修を行っています。
- 市中病院ならではのコモンディジーズから2次 3次救急まで幅広く患者さんを受け入れており、プライマリケアから専門的疾患まで、実質的な変化に富んだ研修が実践できます。
- 研修医の多様なニーズに配慮し、1年目は内科、外科、小児科、産婦人科、救急科で医師としての基礎を築き、2年目は希望に応じてオーダーメイドの研修を行っています。
- 研修医一般外来研修を内科研修中および小児科研修中に行います。
- 診療科間およびスタッフ間の垣根が低く、指導医との距離も近いのが特色です。
- 研修医の自主的な症例検討会を週に2回行っています。
- 指導医による勉強会も定期的に行っています。
- 「きらきら研修会」という多職種による研修医向け実践的勉強会を開催しています。
- 病院全体での新規採用職員研修会を年に5、6回、研修医だけでなく、メディカルスタッフとともに多職種で行っています。
- CPC(臨床病理検討会)は、研修医が臨床経過および考察をプレゼンテーションし、チームで臨床推論を行っています。
- 外部の講師を招いた勉強会も年に2、3回開催しています。
- シミュレーションセンターを備えており、各種シミュレーターがあります。シミュレーション形式による院内独自の学習の機会が年に3.4回あります。
- 年に2、3回研修内容 到達度をメンターと一緒に振り返り、話し合い、形成的評価を行っています。
- ICLS,BLS,ACLS,JMECC,PALS,PEARES等の救急コースは当院で受講可能です。また補助制度もあります。
2.研修医の募集定員並びに募集及び採用の方法
(1)募集定員 7名
(2)募集方法 公募
(3)応募必要書類
申請書兼履歴書、卒業(見込み)証明書、成績証明書
その他(既卒業者で医師免許証保持者はその写し)
資料請求先及び応募書類提出先
飯田市立病院 庶務課庶務係
395-8502 飯田市八幡町438番地
(4)選考方法
面接、健康診断
(5)採用の方法
医師臨床研修マッチングへの参加
3.研修の開始時期
令和5年4月1日
4.研修医の処遇に関する事項
研修医の処遇に関する事項
(1)常勤又は非常勤の別 常勤職員
(2)研修手当、勤務時間及び休暇に関する事項
① 研修手当 1年次の支給額 基本手当/月 349,800円
賞与/年 1.17ヶ月
2年次の支給額 基本手当/月 359,500円
賞与/年 1.8ヶ月
② 時間外手当 有 、休日手当 有 、退職手当 有
③ 勤務時間(月~金) 8:30~17:15(休憩時間1時間)
④ 休日 勤務を要しない日 日・土曜日、国民の祭日及び12月29日~翌年1月3日
⑤ 休暇 年次休暇 1年次10日、2年次11日
・特別休暇 職員の勤務時間及び休暇に関する規則に定める期間
・療養休暇 90日以内の最小限度必要と認められる日又は時間
(3)時間外勤務及び当直に関する事項
① 時間外勤務の有無 有
② 当直 有 (平均月4回)
(4)社会保険・労働保険に関する事項
① 社会保険 協会けんぽ(全国健康保険協会)
② 公的年金 厚生年金
③ 労働保険 労災補償保健の加入あり、国家・地方公務員災害補償保険の適用 無
④ 雇用保険 有
(5)健康管理に関する事項
採用時健康診断、定期健康診断及び院内で行っている定期感染症診断を他の職員と同様に行う。
(6)医師賠償責任保険に関する事項
病院において加入の医師賠償責任保険の適用となる。個人負担はない。
任意で個人が加入する医師賠償責任保険については、個人の自由とする。ただし、保険料等は個人負担とする。
(7)外部の研修活動に関する事項
学会・研究会等への参加は可能。参加に伴う費用等の支払いは院内の規定による。
規定内であれば、参加費、旅費、宿泊費等の支給あり。
規定を超えた場合も職免扱いとして参加は認められるが、参加費等の支給はない。
5.アルバイトに関する事項
当院での研修期間中のアルバイトは禁止とする。
6.研修プログラムについて
7.研修スケジュール
8.研修体制
病院理念に則り、チーム医療の一員として地域の皆さんに信頼される質の高い医療を目指します。
医師数 | 105人 |
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うち指導医数 | 36人 |
研修医数 | 13人(基幹型10人) |
研修医の主な出身大学 | 信州大学、山梨大学、山形大学、杏林大学、浜松医科大学、三重大学、福井大学、慶応義塾大学、聖マリアンナ医科大学、京都府立医科大学等 |
型 | 基幹型 |
協力型病院 | 社会医療法人栗山会飯田病院、長野県立こころの医療センター駒ヶ根、長野県立阿南病院、長野県立こども病院 |
協力施設 | 長野県厚生農業協同組合連合会下伊那厚生病院、医療法人輝山会輝山会記念病院 |