研修医の足跡

初期研修医の実際の毎日をご紹介

令和3年9月7日 朝の勉強会

テーマ「RRS rapid response system」

RRSの目的
予期せぬ院内心肺停止の前にその徴候を発見し、早期に治療介入をし、院内急変によるドクターハートコールを減らす。

 

本日の目標

1、初期ABCD評価をする。
2、緊急性の有無を評価し、重篤感があれば、酸素準備O2 ルート確保IV  モニターMの指示を出す。
3、問診、身体診察をし、患者状態を評価する。
4、初期対応をする。
5、SBARを用いて、各科当番医に報告する。

 

夜 21時
   6西病棟看護師から連絡が入りました。
  「RRSの起動です。
 腸閉塞で入院している80歳代女性の腹痛です。
 主治医はS先生です。
 入院14日目で、腹痛が新たに出現しました。
 診察をお願いします。」

   報告はどんな患者かをサマライズして最初に言うとわかりやすいと学んだ。