研修医の足跡

初期研修医の実際の毎日をご紹介

令和2年1月24日 研修医K先生 テーマ「敗血症性ショック」

1循環血液量減少性ショック

出血、高度脱水、広範囲熱傷

2血液分布異常性ショック

敗血症、アナフィラキシー、神経原性(脊髄損傷)

3心外閉塞・拘束性ショック

心タンポナーデ、緊張性気胸、肺動脈塞栓症

4心原性ショック

急性心筋梗塞、弁疾患(AS、MS等)、不整脈、心筋症

 

症例:70代 女性

1月6日昼前から悪寒、発熱があり、内科受診。

胆管炎による発熱を疑い、スルペラゾン1g×2回/日点滴で治療中。

血圧低下でコール。

Take Home Message
ショックの対応は早いほどいい。
そのためにはショックと認識できることが大切。
具体的な治療を知っておくことが必要。