テーマ「救急外来における産婦人科疾患」
担当 研修医I先生
普段救急外来で産婦人科疾患は専門家の当直が診ているが、自分が診療した際にはコンサルが必要
→何を疑っているのか明確にする
40歳以下の女性の急性腹症の40%程度が産婦人科疾患といわれる
主訴:腹痛 性器出血
(10-40代女性をみたらまず妊娠考慮)
【緊急性の高い疾患】
- 異所性妊娠
- 卵巣腫瘍茎捻転
【比較的緊急性の高い疾患】
- 卵巣出血
- 切迫流産
【緊急度の低い疾患】
- 月経痛
- PID(骨盤内炎症性疾患)
Take Home Message
妊娠可能な女性を診察する場合には妊娠の可能性を念頭におく。
問診の際には最終月経、妊娠、性器出血を聞くことを忘れない。