研修医の足跡

初期研修医の実際の毎日をご紹介

令和元年9月3日 朝の勉強会 テーマ:救急外来における産婦人科疾患

テーマ「救急外来における産婦人科疾患」

担当 研修医I先生

 

普段救急外来で産婦人科疾患は専門家の当直が診ているが、自分が診療した際にはコンサルが必要

→何を疑っているのか明確にする

 

40歳以下の女性の急性腹症の40%程度が産婦人科疾患といわれる

主訴:腹痛 性器出血

(10-40代女性をみたらまず妊娠考慮)

 

【緊急性の高い疾患】

  • 異所性妊娠
  • 卵巣腫瘍茎捻転

【比較的緊急性の高い疾患】

  • 卵巣出血
  • 切迫流産

【緊急度の低い疾患】

  • 月経痛
  • PID(骨盤内炎症性疾患)
Take Home Message

妊娠可能な女性を診察する場合には妊娠の可能性を念頭におく。

問診の際には最終月経、妊娠、性器出血を聞くことを忘れない。