研修医の足跡

初期研修医の実際の毎日をご紹介

令和5年1月17日 朝の勉強会

テーマ「癌患者さんの対応」I先生

目標

がんの症候、がん薬物療法の副作用を大まかに整理する。

がん患者の痛みの評価をする

がん患者との接し方について考える。

  • 症状ががんに関連したものだと決めてかからない。
  • 訴えをよく聞き所見をとったうえで、その症状ががんそのものに関連したものなのか、治療に関連したものなのか、関連しないものなのかを見極める。
  • 不安により疼痛や各症状の閾値が低くなっている場合もあるため、話を聞くだけでも治療になる可能性がある。
take home message

・がんやがん治療の副作用により、様々な症候を呈する。

・がん患者さんの訴えを傾聴し、痛みを評価する。

・傾聴そのものが治療になる可能性がある。