研修医の足跡

初期研修医の実際の毎日をご紹介

令和5年2月7日 朝の勉強会

テーマ「輸血」y先生

目標

緊急輸血の流れを理解する

輸血の用意に要する時間を理解する

緊急時の適合血を理解する

輸血が必要な可能性がある場合は、早急に検査室へ連絡を行い、血液製剤の確保を行う。

院内の血液製剤の備蓄は限られており、搬送を要する場合2〜3時間以上かかることがある。

患者の血液型情報をカルテなどから集め、血液型不明や備蓄が少ない血液型の場合は、ABO異型適合血や RhD陽性同型適合血の使用も考慮する。

血液型検査には22分、不規則抗体検査には37分、交差適合試験には50分かかる。患者がその時間待てるのか意識して診察する。