Japan Triage and Acuity Scale
より緊急度の高い患者の診療を先に行い、患者の状態が悪化する危険性を減らす
蘇生(Blue)
直ちに診察・治療が必要
- 心停止
- 痙攣持続
- 重症外傷
- 高度の意識障害
- 重篤な呼吸障害 など
→ケアの継続
緊急(Red)
10分以内に診察が必要
- 心原性胸痛
- 重篤な体温異常
- 激しい頭痛、腹痛
- 中等度の意識障害
- 抑うつ、自傷行為 など
→15分毎の再評価
準緊急(Yellow)
30分以内に診察が必要
- 症状のない高血圧
- 痙攣後(意識回復したもの)
- 変形のある四肢外傷
- 中等度の頭痛・腹痛
- 活動期分娩 など
→30分毎の再評価
低緊急(Green)
1時間以内に診察が必要
- 尿路感染症
- 縫合を要する創傷(止血あり)
- 不穏状態 など
→1時間毎の再評価
非緊急(White)
2時間以内に診察
- 軽度のアレルギー反応
- 縫合を要さない外傷
- 処方、検査希望 など
→2時間毎の再評価
Take Home Message
診察前トリアージを行うことで、優先的に緊急度の高い患者に対する配慮ができる |