テーマ「意識障害」 T先生
目標 皮膚感染症の鑑別を行い、各疾患の特徴を把握する。 重症度に応じて対応する。 |
皮膚感染症
発症頻度
蜂窩織炎:24.6/1000人⇔壊死性筋膜炎:0.04/1000人
壊死性筋膜炎の35~80%は蜂窩織炎と誤診されている。
皮膚所見のみで蜂窩織炎と壊死性筋膜炎を見分けるのは非常に困難。
壊死性筋膜炎
極めて進行が早く、致死率が高い
6時間以内にデブリドマンを要する。
疼痛の増強、全身状態の悪化、発赤以外の疼痛などがみられたらうたがうことが大切
take home message
皮膚感染症を疑った際、丹毒、蜂窩織炎なのか壊死性筋膜炎なのかを鑑別する必要がある。 皮膚感染症の患者を診察した際、疼痛の増強、全身状態の悪化、発赤以外の疼痛に着目する。 |